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庭にカラミンサを植えてはいけない理由はこぼれ種で勝手に増えるから!

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植物の育て方

庭に彩りを添える際に、カラミンサは人気のあるハーブの一つです。

爽やかなミントの香りが特徴的で、「カラミンサ・ネペタ」や「カラミンサ・グランディフローラ」といった品種が好まれています。

しかし、一部の園芸愛好家からは、カラミンサを植えることに懸念の声があがっています。

その理由は、このハーブが自然に種を散らし、庭のあちこちで芽を出す性質があるためです。

放っておくと、あっという間に庭を占拠してしまう可能性があります。

それに加えて、カラミンサは蜂を引き寄せる効果があります。

これは蜂アレルギーのある方や、刺されるのが怖い方にとっては問題となるでしょう。

しかし、適切な対策を講じれば、これらの問題を防ぐことができます。

本記事では庭にカラミンサを植えない方がいい理由と、植え方について詳しく解説します。

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庭にカラミンサを植えてはいけないのはなぜ?

カラミンサは、庭に彩りを添えるハーブとして人気がありますが、庭で育てるにはいくつかの注意点があります。

こぼれ種でどんどん増える

カラミンサは自然に種を散らし、思わぬ場所で芽を出す性質があります。

これを「こぼれ種」と呼びます。

放っておくと、庭のあちこちにカラミンサが生えてきて、手入れが大変になる可能性があります。

また、隣家に広がってしまい、迷惑をかけてしまうかもしれません。

ただし、カラミンサの繁殖力はミントほど強くないので、過度に警戒する必要はありません。

蜂が寄ってくる

カラミンサの花には蜜があるため、ミツバチなどの蜂を引き寄せます。

ミツバチ自体は可愛らしいですが、虫が苦手な方にとっては困りものです。

また、ミツバチを狙ってスズメバチが飛んでくることもあるので、小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。

猫を引き寄せることも

カラミンサはマタタビのように、猫が好む匂いを放ちます。

そのため、家猫や野良猫が庭に入り込み、カラミンサの株に顔を突っ込んだり、枝や葉をかじったりする行動が見られます。

猫が庭に入ると、オシッコやフンなどの二次被害が出る可能性もあります。

ただし、すべての猫がカラミンサの匂いを好むわけではありません。

以上のように、カラミンサを植える際は、こぼれ種、蜂、猫への対策を考えておく必要があります。

しかし、適切な管理を行えば、カラミンサのもたらす爽やかな香りと美しい花を楽しむことができるでしょう。

カラミンサをうまく育てるポイント

カラミンサを育てるためのポイントをお届けします。

これを読めば、安心してカラミンサを育てられるはずです。

カラミンサが庭中に広がるのを防ぐには?

カラミンサは種が落ちると自然に増えていきます。

これを防ぐには、まず一度目の開花後の梅雨の時期に、花がらだけでなく茎も根本近くから切り戻します。

これには次の開花を促進する効果もあります。

そして二度目の開花が終わる12月初旬に、再度同様に切り戻しましょう。

蜂対策として効果的な方法は?

ミツバチは攻撃性が低いと言われますが、一匹に刺されると他のミツバチも一斉に刺してくる習性があります。

他の蜂の危険性も無視できません。

対策としては、人通りの多い場所にカラミンサを植えない(置かない)ことが大切です。

通り道から離れた場所に植えるか、鉢植えにして遠ざけましょう。

また、木酢液などの忌避剤を使うのも有効ですが、カラミンサの香りが損なわれるのが欠点です。

カラミンサが元気に育つ環境は?

カラミンサは半日陰でも育ちますが、たくさん花を咲かせるには日当たりの良い場所がおすすめ。

ただし西日の強い場所は避けましょう。

水を好むので、根付くまでは水やりが必要ですが、地植えの場合は根付いた後は不要です。

真夏の猛暑で元気がなくなってきたら水やりを。

鉢植えの場合は、土が乾いたら水を与えましょう。

庭でカラミンサを育てるメリット

カラミンサを庭に植えることには、たくさんの魅力があります。

一度植えると長く楽しめる

まず、カラミンサは多年草(宿根草)なので、一度植えれば長年にわたって楽しめます。

毎年花を咲かせてくれるので、庭の彩りを継続的に維持できるのが大きな利点です。

花が咲く期間が長い

カラミンサの花期は非常に長く、5月中旬から11月上旬まで続きます。

春から秋にかけて、長期間花を鑑賞できるのは嬉しいポイントですね。

耐寒性・耐暑性をもつ

カラミンサは耐寒性に優れているので、冬の寒さにも負けません。

耐暑性もそこそこあるため、夏の暑さにもある程度耐えられます。

一年を通して育てやすい植物だと言えるでしょう。

病害虫に強い

さらに、カラミンサは病害虫の心配があまりありません。

健康的に育ってくれるので、特別な手入れを必要とせず、手軽に栽培できます。

このように、カラミンサの栽培難易度は低いので、ガーデニング初心者でも安心して育てられます。

一度植えると、失敗することなく、美しい花を楽しめるはずです。

このように、カラミンサを庭に植えることには多くのメリットがあります。

長く楽しめ、花期が長く、耐寒性や耐暑性に優れ、病害虫の心配がなく、栽培も簡単という特徴を持つカラミンサは、庭づくりにぴったりの植物だと言えるでしょう。

ぜひ、庭にカラミンサを取り入れて、その魅力を存分に味わってみてください。

まとめ

上記の通り、カラミンサにはいくつか注意点があり、庭に植えるのはやめておいた方が良いという声も聞きます。

しかし、適切に対処すれば誰でも簡単に育てられる植物です。

ガーデニングの初心者さんにもおすすめですので、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

きっと、可愛らしいカラミンサの魅力にはまってしまうはずです。

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